こんにちは。Reed Green(リードグリーン)です。
前回は撫で肩についてお伝えしましたが、今回はいかり肩についてです。
一般的に肩が正常な位置から高くなっている位置をいかり肩と言いますよね。
解剖学的には肩こり筋である僧帽筋上部繊維と肩甲挙筋が短縮し、筋緊張が高い状態を起こしています。
これらの筋をほぐすと一時的にはいかり肩が改善するのですが、肩こり筋が緊張してしまう原因が解決していないため、暫くするとまたいかり肩に戻ってしまいます。
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ではこのいかり肩ですが、経験上いくつかのパターンがあり、
1.肩甲骨自体が挙上し位置が高くなっている
2.肩甲骨に対し上腕骨が上方にズレて高い位置にある
3.上記二つの組み合わせ(肩甲骨も上腕骨も正常な位置から上方に移動している)
どのパターンも肩こりはありますし、見た目も気になっている方が多いと思います。
上記パターンのアプローチすることで、いかり肩をより改善できますが、
そのために
・胸郭の形を整え、肩甲骨の位置を修正する(猫背などの不良姿勢は改善が必須)
・肩甲骨自体の可動性を改善する
・頸部、肩甲骨、肩関節周囲の筋の内、普段使われていない筋をしっかり鍛える
この3つが大切です。
また、骨盤や下肢の骨格が崩れている場合は、それらが上半身の土台になりますのでアプローチの対象となってきます。
他にも頸周りの筋肉の緊張など、チェックしないといけない部分は多いので、意外と改善に時間がかかります。
(使われてない筋の感覚がわかってくるとサクッと改善することもあります)
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今回はいかり肩についてお伝えしました。
気になっていた方は一度レッスンを受けに来られてみてくださいね。
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