こんにちは。Reed Green(リードグリーン)です。
前回は関節のズレについて、安静時のズレと動作時のズレの両方をチェックする必要があることをお伝えしました。
今回は『関節のズレをどうやって防ぐのか?』をご説明します。
関節のズレを説明するために知っておかないといけないのが、筋肉の特性になります。
輪ゴムをイメージするとわかりやすいです。
輪ゴムは引っ張れば引っ張るほど、戻ろうとする力が強くなりますよね。
筋肉も同じで、伸ばせば伸ばすほど、力が強く発揮できます。
筋肉は関節をまたいで骨から別の骨につきますので、その2つの骨が離れれば離れるほど、筋肉は力を発揮できるということになります。
そのため、筋肉を鍛える=縮めることは、筋力が強くなっても、その力を発揮しやすくなるわけではありません。
(ボディビルダーがどのスポーツでも勝てるわけではないので...笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、筋肉が力を発揮しやすくするためにはどうするか?
【骨を一つ一つ引き離す→骨格全体を伸ばす】
これがとても大切になります。
ピラティスのレッスンでは、
「背筋を伸ばしてください」
「背筋を伸ばしたまま動いてください」
「頭から足先までを遠く離すように」
このようなことを声かけしていますが、
これは姿勢を改善し、且つ筋肉の力が発揮しやすくなるよう行っています。
筋肉が力を発揮しやすくなれば、関節はズレにくくなり、関節痛の軽減に繋がります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小難しい話になりましたが、最近少しずつ寒くなって体を縮めるせいか、頸椎がズレて肩こりや首こりの訴えをされる方が多くなっています。
寒くなると身体を動かすことが億劫になりますので、できるだけ「背筋を伸ばしながら」過ごされてください。
====================
ピラティスサロン&スクール Reed Green
公式ホームページ(お問い合わせ先)
https://reedgreen.net/
ご予約はこちら
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000401140/
====================